「星を掬う」
町田 そのこ
小学1年生の時の夏休み、母と二人で旅をした。
その後、私は、母に捨てられたーー。
ラジオ番組の賞金欲しさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって・・・。
DV・離婚・認知症などと、重いテーマの内容だった。
母と娘の関係が、なぜそうなってしまったのか分かった時には少し切ない気分になった。
母が千鶴を手放した理由・・・・・・・・
そんなことで自分の子供を手放す事は私には出来ない
途中、読んでいて辛くなったりイライラしたりしたけど最後で救われた
「私の人生は私のもの」