「ある男」
平野 啓一郎
夫として一緒に生活していた男は、その名前の男「大祐」ではなかった
不慮の事故により「大祐」を失った妻・谷口里枝から、「大祐」の身元調査をしてほしいと相談された弁護士の城戸章良
城戸章良は、ある男「大祐」の正体を追う中でさまざまな人物と出会い、他人として生きてきた男への複雑な思いを募らせていく
長編だからというわけではないが読み終わった後、すごい大作の物語に浸っていた感があった
平野啓一郎さんの本は、以前、「マチネの終わりに」を読んだのが初めてで、「ある男」は2冊目
平野さんの本は、面白いと思うが難しい
私の世間への学習能力・人生経験が低いせいもあって、内容が難しく感じる所が多々ある
難しい漢字・難しい言葉の使い方など