「おとうとの木」
宮ノ川 顕
図書館で本を探していたら、たまたま表紙が私の方に向いていて気になって借りてみた
宮ノ川 顕さんの本を読むのは初めて
ちなみに、この時初めて名前を知った
内容など一切知らずに借りてみる事に
本を読んでも内容を忘れがちなのでココにメモしておこうかと思う
もし、私のブログがたまたま目に止まり読んでもらえるような事があった場合、ネタバレになる書き方をしている場合もあるので、これからこの本を読もうかと思う人はここから先は絶対に読まないで下さい
子供時代を過ごした実家の庭に生えている1本のクヌギの木
土地を更地にし念願のマイホームを建てる事に
息子にクワガタを捕まえさせてやろうとクヌギの木の幹に3つの傷を付けた事で始まる不思議な事
僕の記憶にもなかった「おとうと・アキオ」の魂が木に宿っている
「兄さん、僕だよ、アキオだよ」
僕はアキオと会話するようになる
マイホームを建てる為にクヌギの木も切るハズが、アキオの魂が宿っている事を知りクヌギの木は残す事に
でも手違いでクヌギの木は切られてしまう
タバコ
僕の体の中にアキオ
アキオは産まれたばかりの僕の子供を狙っている
僕の血管の中をうごめくアキオ
アキオを殺したのが僕だと気付く
最後は小比企神社(コビキジンジャ)のクヌギの木の前で僕は死
僕の魂は小比企神社のクヌギの木に宿り、そこから家族(奥さんと子供2人)の様子を見守ることに・・・
ホラー作品になるのか?
何か気持ち悪いけど、切ない感じだった