「往復書簡」
湊 かなえ
手紙のやりとりで、事件の真相が明らかになっていく3話の中編小説
十年後の卒業文集
静の結婚式に招待された同級生による手紙交換
二十年後の宿題
38年教師を続け定年退職した竹沢真智子と、教え子の大場敦史との手紙交換
竹沢は在職中からの持病が悪化してしまい入院する事に
教え子の中の6人が気になり大場敦史にその6人の様子をみてほしいと手紙を送った
6人とは
図工の時間に落ち葉を使った工作をするため先生と一緒に落ち葉拾いに行った生徒たち
この時、竹沢先生の旦那さんと教え子1人が川に落ち、旦那さんは死亡
6人の子供達の心の傷を気にかけて
大場敦史は一人一人会って先生に報告する
最後、6人目が実は大場敦史の彼女
十五年後の補習
万里子に内緒で国際ボランティア隊に入って海外に行ってしまった純一と万里子の手紙交換
学生時代、純一の友達2人が死んだ原因と理由についての手紙交換
どんでん返しで更にどんでん返し