「あの夏が飽和する。」
カンザキイオリ
ボカロPの カンザキイオリさんが買いた本
あの夏のはじめ、流花は誤っていじめっ子を死なせてしまう
自暴自棄になった流花は千尋とともに逃避行の旅に出たが、警官に追い詰められたうえ、流花は千尋を残して自ら命を絶ってしまった
それから13年、流花の事が忘れられず、ただ無気力な毎日を送っていた千尋の前に、流花に生き写しの高校生・瑠花が現れる
千尋は瑠花に強烈に惹かれていくが、彼女には人知れず闇が隠されていた
さらに、瑠花の同級生でバイト仲間の武命は、壮絶な虐待のはてに悲劇的な計画を決意
2人はそれぞれ破滅への道へ転がり落ちていた
それに気づいた千尋の脳裏に、13年前の出来事が蘇る
哀しみ、苦悩、そして後悔
千尋は今度こそ、あの時言えなかった言葉を伝えて、2人を救おうとするのだが・・・・・・
戦慄の結構日は二学期の始業式
命を懸けたひと夏の戦いが始まる
何だかとても壮絶な内容だった