「生命式」
村田 沙耶香
12話の短編小説
生命式
誰かが死んだ時に、お葬式ではなく「生命式」という式をする
生命式は、死んだ人間の肉を皆で食べる
生命式に来た人はお互いに気になる人を見つけては受精をする
素敵な素材
素敵な素材とは人間を素材にしたファッションやインテリア
人毛100%のセーターとか、骨の指輪、歯のピアス、大腿骨の椅子、指の骨の時計、胃袋をシェードのにしたランプ・・・
とにかく人間を素材にした物
素晴らしい食卓
自分の前世は魔界都市ドゥンディラスで戦う超能力者だと言い張る妹
婚約者と、その両親にドゥンディラスの食事を振る舞う事に
夏の夜の口付け
二人家族
大きな星の時間
ポチ
魔法のからだ
かぜのこいびと
パズル
街を食べる
孵化
自分には性格がない
属するコミュニティによってキャラが変わる
「委員長」「アホカ」「姫」「ハルオ」「ミステリアスタカハシ」
結婚する事になり、これらのコミュニティの人達を招待するのに、どのキャラクターにするのか悩む
最初の3話と最後の話しが面白かった
ただ、最初の2話は気持ち悪い
途中の話しは、超短編